2019年10月18日金曜日

Punt y Raya Festival in KYOTO


The Best of Punt y Raya Festival 2018、一年間いろいろな都市を巡回してとうとう日本にも。
自作品の”The Big Note"という映像もリールで上映されます。
オープニングではPinParkのEMSシンセを使ったサウンドとKinoMANUALのライブアニメーションも。
去年ブロツワフでは到着が遅れて見逃したんでこちらも楽しみ。
世界中から集まったノンバーバルでイマジネーションに訴える映像を体感できるめったにない機会、京都のlumenギャラリーへぜひ。




The Best of Punto Y Raya 2018 Abstract Art in Motion
“抽象映画の躍動”

プント・イ・ラヤ フェスティバルに集まるフィルムは、形、色、動き、音、に焦点を合わせる、最も純粋なオーディオ・ビジュアルアートだ。そこに具象的なイメージは全くない!そして、それは世界的であり、永遠でもある。1920年代、ヨーロッパの前衛芸術家による純粋映画(Cinéma Pure)と絶対映画(Absolute Film)を継承し、ファインアートとメディアの交錯点にこのユニークなアートフォームを融合させるのだ。まさにそれがプント・イ・ラヤの使命である。このセレクションは、2018年10月ポーランドのCeTAで開催された第7回フェスティバルで受賞したファイナリストの作品集(トータルタイムは70分、13カ国の作家による18作品)です。


2019年11月4日(月)

OPEN:18:30
START19:00

<特別ライブ>
Aga JarząbとMaciej Bączyk(from Poland)によるPin Park (アナログシンセ)とkinoMANUAL (ライブアニメーション)を行ないます。
※ライブ終了後、プント・イ・ラヤ上映(70分)があります。

料金(ライブ+上映含)

一般1000円(学生500円)





2019年10月17日木曜日

E.T.5


NYのアートコレクティブMSHRのジャパンツアー、大阪は11/9(sat) E.T.5@JIKAN<space>から!前回E.T.4ではMSHRのぶっ飛んだ映像作品を堪能しましたが、今回はなんと自作機器を使ったサウンドパフォーマンスを間近で観れます。

YoshimiOizumikiYoshiduO はボアダムスでもおなじみの二人の初めての試み。Yoshimioから発せられるボイスやピアノが和泉希洋志を通してどんなサウンドになるのか全く予測不能で楽しみ。
岡山でのLaraajiとの共演前日、もしや本邦初公開?初ライブをマストチェックで!!!

今回企画していただいたDMBQ/BOREDOMS 増子さんの音響ユニットMoan、そしてE.T.1から4年ぶりの豊田奈千甫さんと、めくるめくサウンドスケープに今からクラクラしそう。超必見です!



E.T. Vol 5 (Electric Treatment) -電子音楽の夕べ- “MSHR Japan Tour 2019” 2019/11/9(Sat)  open 17:00 / start 18:00予定 place:JIKAN Design内 Space adv 2500yen / door 3000yen (D別) < LIVE > ■MSHR (fromUSA) ■YoshimiOizumikiYoshiduO ■豊田奈千甫 ■MOAN (DMBQ/BOREDOMS) < Modular Video Effect > ■Shusaku Kaji (JIKAN Design) < Food > ■ぷらーな食堂 Presented by Shinji Masuko, Kiyoshi Izumi JIKAN Design ---------------- 【 予約方法 】 ※料金は当日会場支払いです。 ■Peatix : https://et-vol5.peatix.com/view にてご予約下さい。 ■メール:メールでのご予約は、event@jikan.tv までご予約下さい。 http://jikan.tv/space flyer : bemnmn




2019年10月15日火曜日

Desrt Mortel

昨晩のDesertMotel。Delaney最高。
リンチやビーフハートも想起させる映像的で素晴らしいサウンド。
Shabby chic、スターキャットのディスプレイとも相性抜群、流石のデグルチーニプレゼンツ、マジカルな夜をありがとうございました🙏

2019年10月3日木曜日

Delight Market 2


秋には必ずやりたいと言うてたフリマイベント、10/27(日)に開催します!
今年入社した新人スタッフの友達や同じ京町堀の人間さんなど
いろんな世代、ジャンルの人に出店してもらうことになって今から楽しみ。

日曜日の昼下がりぶらぶら遊びに来てください





2019.10/27(sun) JIKAN Designにて
今年も「DELIGHT!MARKET」開催!
13:00-18:00 入場無料
http://jikan.tv/space

<出店>
ミミヤマミシン+SOMA/ブローチ、靴紐、カレーリーフ苗 ■http://www.mimiyama-mishin.net/ ■http://spicecurrysoma.blogspot.jp/

ARIHIRUA/アクセサリー オブジェクト & セレクトした私物達 ■https://arihirua.wixsite.com/arihirua/

SELECT SHOP ilili&hoop/雑貨、服、アクセサリー
https://ilili.net/

nvetokki+/nvetokkiの服、その他セレクトした商品 
https://nvetokki.com/

LVDB BOOKS/古本、雑貨、おみやげ ■https://lvdbbooks.tumblr.com/

しんご/あなたが飼ってそうな犬か猫、描きます。

山本製菓/新古思い出 ■http://www.yamamotoseika.com/

mingalang

熱帯夜/出張中古レコード

含羞草/ZINE、アートブックなど

Chupacablin/レザー小物

坂本森海/陶器

てばさきギターズ/ギター用エフェクター

仲井商店/播州織

ハワイレコード/used record と used books andmore

STORE One

人間&人間編集部/グッズ販売 ■https://2ngen.jp/

<FOOD・DRINK>

MrSAMOSA

人間酒場/各種アテ&オリジナルサワー

Yusuke Yamaoka (結音茶舗)/茶&お茶カクテル おはぎ ■https://yui-on.tumblr.com/

JIKAN Design

2019年10月1日火曜日

YLNW@NOON

昨年9月のJIKANでのライブが本当に素晴らしかったYossy Little Noise Weaver。
今年の秋はバンドセットで10/26(sat)梅田NOON。
バンドメンバーもさることながら、大阪はゲストに元DETARMINATIONSのメンバーも加わっての貴重な一夜。チケットも埋まってきてるそうなんでそうなんでお早めに。
YLNWの4thアルバム「Sun and Rain」はCD、アナログLP盤共にJIKANオンラインショップで発売してます!ライブ前の予習にぜひ!










2019年9月29日日曜日

Delaney Davidson x Degrutieni



今年の体育の日はコレ!

DesertMotel 砂漠のモーテル10/14(月祝)体育の日
NZのスターDelaney Davidsonとデグルチーニの激シブ ツーマンライブ。
谷6の一三三(あいさんさん)フードの出店も決まったみたいでそれも楽しみ。多分デグルチーニライブ時にライティング的な映像もやる予定。赤いやつ。


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—-Desert Motel —
Delaneyによるフィルムショーと彼等の音楽世界
今回東京公演の為に来日 ヨーロッパでデグルチーニと既に出会ってるよしみで大阪まで足を伸ばしてくれる事になりました ディスプレイ販売はナカツテルダムでもお馴染みのShabby Chicとスターキャットからはサウンドをビンテージ真空管ラジオ (全て買えます)
この機会をお見逃しなく

Food 🍴一三三 (あいさんさん)
Delicious everything !

https://ameblo.jp/1977070438/entry-12424108888.html

場所: JIKAN
〒550-0003 大阪府大阪市西区京町堀1丁目7−11
http://jikan.tv/space

14th of October
17:00 open 〜21:30
前売り¥2500 当日¥3000 (drink 別)
Don't miss it🌵

#degrutieni #delaneydavidson #jikanspace

2019年9月27日金曜日

Colored Wall

9/20-21にポーランドのブロツワフで行われた「KINO MURAL」。
現地からたくさんいい写真がアップされてて、すごくいい雰囲気でびっくり。
オファーがあった時にきいたコンセプトどおり、街が夜になったら現れる巨大な美術館みたいになってる。
9/20は「The Big Note」「Fragments of Time II」、9/21は「Colored Wall XP」が上映された模様。
文字通りColored Wallになった映像、現地で観たかった。

大阪でもこんなのできたらいいなぁ。。



























2019年9月18日水曜日

Kinomural

9月20(金)と21(土)、ポーランドのブロツワフで行われる「Kinomural」という野外アートイベントで招待作品として「Fragments of Time II」と「The Big Note」が上映されます。
昨年ブロツワフで参加したPunto y Rayaとは全く別の企画。

午後7時30分から午後10時まで、ナドドジェ地区の8つの建物の12の壁にビデオアート、音響パフォーマンス、実験映画など、さまざまな映像が投影展示されるとのこと。
地元ポーランドを含む世界中の22人のアーティストによって、夕暮れからダウンタウンのワンブロックがアートスペースに変容するらしい。昨年訪れた時、共産圏っぽくてすごく味のある建物がたくさんあったので、そんな壁を使った屋外展示がどんな感じなるか気になる。
3日前の時点でFBイベントページの「興味あり」が3,000人超え、現地での関心の高さにびっくり。
今回はポーランドまで行かないので日本で現地からのニュースを楽しみにしときます。

On 20th and 21st of September , My art work will be screened at an outdoor art event called “Kinomural” in Wroclaw, Poland.
I can't go to Poland this time, so I'm looking forward to local news in Japan.

Kinomural Official HP







2019年9月16日月曜日

emerald thirteen 2020 S/S




9/19(thu)~21(sat) emerald thirteen 2020春夏新作コレクション展示販売会@JIKAN
4月の展示会では服、ヘアカット、ワイン、スパイスミールと毎日超満喫させてもらいました。今回も3日間めっちゃ楽しみ。




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emeraldthirteen 
2020SS collection
&
spot sale meeting 
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2020春夏新作コレクションを
先行予約できます。 


spot sale meetingでは、 emeraldthirteen 
@emerald_thirteen
×
TAO XIANG UOO 
@taoxianguoo 
コラボレーションジュエリー、

その他、今すぐ着用できるアイテムを期間限定で販売いたします。

どなたでもご来場いただけますので、
お気軽にお立ち寄りください。 

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OSAKA ▼ 
2019 
9/19 ( thu ) 20 ( fri ) 21 ( sat )
Open 13:00 〜 21:00 

会場 「 JIKAN < space > 」
@jikan_d

大阪市西区京町堀1-7-11
キューアス京町堀ビル6F
http://jikan.tv


●「 hapoO 」
( OSAKA期間中③日間のみ )

「 oO 」
( スパイス料理 yoshimeals ) 
@emeraldragonfly

「 hapo 」
( Nature Wine ) 
@___hapo___
⬇︎
" hapoO " 
Special Open! 15:00 〜
➖


● ✂︎ 「 HAIR CUT by KEI 」
( TOKYO & OSAKA期間中⑤日間のみ )

「 OOO YY 」
Hair And Makeup Artist " KEI " 
@keioooyyvovivav
によるHAIR CUT special open !
 
詳細

▽ emeraldthirteen special 
cut price \ 6,000 (1日8人限定*要予約) 

▽ 前髪のみCUTなどの部分カット ¥1.080~ 

▼ OOO YY / OOO YY Maison初来店のお客様に限らせていただきます 

▼ 全体CUT ✂︎ はメール要予約↓
orangepoople1234@gmail.com 

▼ emeraldthirteenの商品をご予約
またはご購入された方で、
カットは混み合ってなければ
予約なしで現場にて受付致します。 
➖
__________________________________

emeraldthirteen 

Twitter : emeraldthirteen

https://www.emeraldthirteen.com


DM design : TAO XIANG UOO

#emeraldthirteen #oooyy #TAOXIANGUOO #hapo #JIKANspace #JIKANDesign#boredoms#ooioo#yoshimio

2019年8月25日日曜日

山・川












和歌山の川も、八ヶ岳の山も、天川村の川もどこも最高の夏。

水の透明度やきらめき、色、山の緑のグラデーション、稜線のライン、岩のフォルム、空の色、光、自然の創造物は神がかってるほど美しい。

息子と二人で登った硫黄岳2760メートルが今年の夏一番の思い出。






2019年7月27日土曜日

つながる


ウィーンのアカデミックな講演"Under the Radar Vienna"でアーティストであり研究者のZsoult Gyenesが映像作品"The Big Note"を取り上げてくれた


“The role of hybrid media and error in abstract motion picture” というテーマで彼自身の作品やパイク、モホリ=ナジといった偉大な先駆者の並びで紹介してくれたようだ。


類は友を呼ぶ、ニッチな映像でも世界中とつながったり、歴史とつながるとうれしいし
同時に襟をただして取り組まないといけないなぁと。

http://vizualzene.hu/gyenes_under_radar2019.pdf?fbclid=IwAR0SVc9JPORPRh8MHmEwyEFpKICz3uM8nE-DoAfDd2aGsCwvTTpsBxHxi9g





2019年7月15日月曜日

STRUCTURE

GLSLシェーダーや3Dモデルを描画できる次世代機。
さっと触った感じはPCのVJソフトみたいに味気ないけど、
色々いじってたら自分なりの使い方ができそうで楽しくなってきた。






2019年6月26日水曜日

NY



The Best of Punto y Raya 2018、世界中巡回しているようで、先週末はスペイン、明日はニューヨークのIFCセンターで上映とのこと。
IFCセンターがあるワシントンスクエアパーク周辺、昔ホテルとらずにNY行って、空いてる部屋探して歩き回ったなぁ。初めての欧米海外旅行で東洋人ってマイノリティやなぁ、、と感じたあの辺で上映されるのはなんとも感慨深い。


20年前のワシントンスクエアパークで。
20 years ago at Washington Square Park

2019年6月16日日曜日

八重山

かれこれ4回目の八重山諸島。最初に行ったのは6年前のジカン社員旅行
今回は行ったことのなかった小浜島へ。
梅雨の合間にたまたま晴れて、空も海も綺麗でラッキー。











2019年6月14日金曜日

未来の映像

去年の秋にポーランドで出会ったマイケル・ライオンズ氏がE.T.4に来てくれた。
Punto y Rayaで特別賞をもらった彼は立命館大学で映像学部で教授をしている。
今年の11月にPunto y Rayaの京都版を企画しているのでゲストスピーカーで来てほしいとのこと。
もちろん日本であんなアブストラクト映像の上映会があるのなら喜んで参加したい。
その他にも大学で講演みたいなのをやってほしいと言われて、どんな講演会?ってきいたら過去にサウンドアートのパイオニア 鈴木昭雄さんや去年<space>を観にに来てくれたニシジマアツシさんが講演したって、、そんなビッグネームの後にはって、、ちょっとビビってる。
マイケル曰く、映像作品だけではなく、今までの足取りや会社を興したことなんかも興味深いと。

立命館大学、立命館、、、自分が学生だった頃や、卒業したころは立命館に映像学部なんかなかったぞ。
でも、立命館大学には一時期お世話になったような、、。
グーグルマップで立命館の場所を確かめたが、場所をちゃんと覚えていない、、でも何度も通った気がする。
すごくぼやーと、迷いながら過ごしたグレーな日々の記憶が、、確かにある。
話は少々長くなるが、、

30年ほど前、自分は同志社大学の経済学部に通っていた。
経済を勉強したかったわけではない、とりあえず、そこそこの大学に入ることが高校時代の目標でたまたま合格届をもらったそこに在籍していた。浪人せずに済んだくらいにしか思っていなかった。
まったく勉強しなかった。
音楽に夢中になってバンド活動に明け暮れていた。
野茂が大リーグでボアダムスが海外のインディーシーンで旋風を巻き起こしていたころ。
音楽で新しいことができる、革新的な表現ができて世界に通用したい、、みたいに思いながら(生楽器のバンドにDJやサンプラーの音をミックスしたり、フリージャズ的や音響ダブ的な要素を入れたりして)
バンドメンバーといろんなサウンドの実験をして発表して、初めてモノづくりする楽しさを実感していた。
でも将来的には音楽で食べていける自信もなくて、卒業後のビジョンは全く持っていなかった。

ただ、学生バンド時代に少し自分の将来が見えた瞬間があった。まだインターネットもなくてウインドウズ95も発売前のころ。
とあるコンテストで優秀してバンドのレコーディングをさせてもらったときに当時としては最先端のアップル社マッキントッシュを使うことになった。
スタジオのオーナーが休憩時間にバンドの写真をスキャナーで取り込んでくれた。モニター上に映し出された自分たち、、コンピューターのモニターで自分の顔を見るなんてことは初めてだった。
そしてそれにフォトショップ(バージョン1か2)でグニャーとフィルターかけた時に、、おおースゲー!!!っって自分の日常や価値観もぐにゃりと曲がって溶けて新しい世界と混じった気がした。
未来を感じた。
音楽では食べていけないけどコンピューター使った未来の映像だったら仕事しながら音楽の時みたいな面白さがあるかもって胸が高鳴った。

卒業する頃はちょうどバブルがはじけた後の就職氷河期で仕事もなく、ぶらぶらバイトしながら、これからどうしていったらよいのか途方に暮れていた。
未来の映像を作ってそうな広告代理店や制作会社、編集スタジオは経済学部出身でさらになにも勉強してなかった自分は全く相手にされなかった。
公務員しながらバンドとか好きなことやれる?大学院行って時間稼ぐ?とか都合のいいことも考えながら、、公務員試験や大学院の試験もいくつか受けた。動機不純でほとんど勉強していなかったので当然落ちた。

そもそも何も映像のことを学んでいない自分が社会で使ってもらえるはずがない。
図書館に通い詰めて、映像関連の資料をあさり、日本で未来の映像を学べるような場所を探したがわからなかった。
どこで学べばよいのか、アメリカに留学したらできるのか?
もうどうしたらよいのかわからず途方に暮れていた。

そして、当時使われ始めた「マルチメディア」って言葉に妙な期待感をもって調べ、図書館にあるメディア論とかコミュニケーション論ってのはもしかしたらマルチメディアのことかも、それは未来の映像に関係してるかもって勝手に考えた。
図書館で借りたコミュニケーション論の著者のA先生が立命館大学で教えているらしいのでその教室に潜り込んで勝手に授業を聴いた。
一週間に一度の授業を聴きに実家の堺から南海・地下鉄・阪急・嵐電と乗り継いで立命館大学へ向かった。
それも半年間、立命館大学の学生のような顔をして。おまけにテストも受けた。テストを返してくれた時にそのA先生が、「君、いい点数だったけど、立命の学生じゃないよね」って優しく言ってくれた。
そのテストが終わってなにか一区切りがついた気がした。けれど当然何も状況は変わらなかった。
授業料を払わずに学ばせてくれたコミュニケーション論はマルチメディアとは違ったし未来の映像とも違った。そもそもコミュニケーション論を学んでその先に何になるかまで見通せてもなかった。
かなり頭のおかしい時期だった。頭を坊主にしてぼろぼろの服を着てオウム信者とよく間違われた。オウムに迷い込んだ彼らの気持ちもわかる気がしていた。それだけ迷走していた。

そんなある日、学生時代のバンドでベースを担当してた友人が建築を志して理系の京都工芸繊維大に編入したときいた。
やはりちゃんと実技学んで映像関係の仕事に就きたい、そうするべきだ!思い、自分もその翌年の工繊大映像学部の編入試験を目指した。
理系の学部だったので苦手の数学を独学で勉強するために図書館に通い続けた。半年頑張って、もうこれがラストチャンスと試験に賭けた。でもそれも結局落ちた、、目の前が真っ暗になった。

そのころ、紹介された小さなTV番組の制作会社でフォトショップを使ってテロップを作るバイトを週に2~3日やっていた。
小さなワンルームマンションの一室で机の上に机を重ねてその間にMACとモニター設置されていた。
FAXで届いた原稿どおりフォトショップで文字をうって保存してMOディスクに入れてテレビ局の所定の場所に納品する仕事だった。
未来の映像という感じは全くしなかった。
はやく工芸繊維大の試験に受かって、大学で勉強がしたかったが前述通り予定が狂ってしまってどうしたらよいか思い悩んでいた。
バイトの余った時間で勝手にソフトをインストールしてフライングロゴアニメーションを作ったらそこの社長が局に売り込んでくれてテロップ以外のコンピュータグラフィックの仕事をたまにやるようになった。
同じころ学生時代のバンドでリーダーをしていた友人で彼はミュージシャンを目指して早朝から配達のバイトしていたのだが、自分がやっているCGバイトに興味をもって自分もやってみたいといって一緒にそこでバイトをし始めた。音楽はもちろん、ライブの告知フライヤーはいつもその彼が制作していて美術のセンスもよくて色々手本になった。仲間が増えた気がしてどこか違う場所を目指さなくても今ここで面白いことができるかもと思い始めた。

そしてパソコンで映像編集ができるようになり、3DCGや映像合成のソフトウェアがUNIXのワークステーションじゃなくても使えるようになり、音楽の時と同じようにいろんな実験ができるようになって、少しだけ未来の映像に近づいたような気がした。

一流の制作会社やデザイン事務所とは程遠い場所からちょっとずつ未来の映像と向き合い30代の半ばで独立してジカンデザインを設立した。

立命館大学という名をきいて、あのころの自分を思い出した。
あの頃の悶々とした日々は自分にとって何だったのか、、
少しずつ、少しずつ、自分が何をしたいのか自問自答しながら、理想と、今ある現実と向き合いながら悩んだ時間。
スタートラインにさえ立てず、挫折感を感じた日々。
でもその期間が当時の自分にとって必要だったし、いまの自分のベースになっているように思う。
思っていた通りいかないことは多いけど、意外と近くのことを少しずつやり続けるところから道は開けるのかもしれない。
自分の眼で見て、考えて、自分の足で歩んで、少しづつ成長して道が見えてくる。
それは今でも同じかもしれない。
これからも迷いながら、見つけて、進んで、少しずつ未来の映像を追い求めていこうとあらためて思った。










2019年6月12日水曜日

SAS2019



6/17~21にリスボンで行われるSAS2019カンファレンスで以前作った作品 "Coloed Wall XP Sq" が上映されるとのこと。
"Sonic Landscapes and Spatial Constructions"というテーマでPuntoyRayaのキュレーターNoel Plazzoがまとめた映像リールの中で紹介される予定。

"Coloed Wall XP Sq"は2015年のPyRで選出されたムービーで、アナログビデオシンセとスリットスキャン的なエフェクトを組み合わせた映像フッテージはその直後に制作した三戸なつめちゃんのMV「8ビットボーイ」でも背景素材に使用しました。
SNS上では外国人から「LSDより効く!」とか言われましたが、いたって健全に映像実験しながら作ったムービー。
今年で31回目という由緒あるSAS(Society For Animation Studies)カンファレンスで使ってもらってありがたいです。

My art work will screened at SAS2019 conferande in Linsbon June 17th.
PUNTO y Raya Festival's co-director Nöel Palazzo include my work "COLORED WALL XP SQ" in her presentation.



2019年5月26日日曜日

田植え

毎年お米貰ってる友達の田んぼで、田植え体験。
ぬるぬるに足突っ込んで、水の中にカエルやゲンゴロウやいろんな生き物がおって新鮮で楽しい。
京都の綾部、のんびりしてて水田もきれいでええとこでした。







2019年5月18日土曜日

久しぶりに山。新緑の光が気持ちいい。
登ったわけではなく、父親が残した山小屋で去年の台風の掃除ざんまい。
折れた枝を集めて切断してトン袋に入れて車で何往復も運ぶ。
夕方までそれをやり続けて、温泉浸かって、スーパーで買った馬刺しで一杯。
あー、リフレッシュ。


2019年5月17日金曜日

MEMORY PALACE






注文してから待つこと8ヶ月、ポートランドからやっと楽しみにしてたやつが届いた!E.T.4で使いたかったなぁ・・
Waited for 8 months.
Memory Palace has arrived !!
#videosynthesis#abstruct#videoart#digitalart#lzx#lzxindustries#memorypalace